鶴岡慶子 映画監督
監督 脚本 鶴岡慶子
奥行きのある、とても、味わい深い内容だった。
まだ、27才の監督さんの撮った作品だとは、恐らく誰も気づかないだろう。
監督さんの、才能と、日本映画の未来への希望を、観た気がした。
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ある夏の夜。
ガールズバーの仕事をクビになった21歳の枝波時子(木下美咲)は、行くあてもなく東京の街をさまよい、ふと長野行きの深夜バスに乗り込む。
向かった先は、山のふもとの小さな田舎町。
そこは時子が8歳まで父と過ごした場所だった。だが時子は当時のことをあまり覚えていない。
13年前のある朝、絵描きの父は「山猫を探しに行くよ」と言って時子連れて山奥へ分け入り、そのまま帰らぬ人となった。
その田舎町に生まれ育った加野陽平(泉澤裕希)は、絵を描くのが好きな高校2年生。材木屋を営む父の正一(田中隆三)と二人で暮らしている。
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